POPで顧客の購買意欲は上がる?

POPがあるのとないのとでは、おしゃれで商品イメージにあうPOPがあった方が売上がアップします。
値札やきれいな商品陳列だけでも商品は売れますが、その商品を買うことのメリットをお客さんに伝えられれば購買意欲を高められます。
目次
商品を購買層に提案できる
お店に商品をただ並べておくだけでも購入はしてもらえますが、販売数はなかなか思い通りに伸びません。ほんとうに必要な人にしかその商品が届かないので、本来はそうあるべきですが、お店の利益を考えたら、どんどん商品を売る必要があります。
雑貨屋さんの場合は、さまざまな雑貨の魅力や応用方法を提案することで、その商品に興味がなかった人にも興味を持ってもらえて、お客さんが衝動買するきっかけを与えられます。
特に100円ショップでは、商品のパッケージや包装そのものに商品の応用イメージが既についているため、POP制作の手間を省いてお客さんが次々に商品を手に取りやすいように工夫されています。
目的のものを購入するついでにお手軽に入手できるものを欲しくなってしまうのは人間の性でもあるので、こうしたPOPによるイメージ戦略は価値があります。
スナック類に適したPOP
スナック菓子はだいたい常に一定の売れ行きを保っていますが、POPの導入で大幅に売れ行きがアップすることがあります。例えば、受験シーズンには験担ぎを兼ねたキットカットがよく売れ、遠足や運動会がある時にはお菓子の袋詰を用意しておくとよくお菓子が売れるようになります。
POPでは、「運動会におすすめ」と記載したり、「遠足でも溶けないチョコ!」と記載しておけばそのPOPの情報に基づいて売れ行きが伸びていきます。
シンプルに「仕事の合間に」と記載したり「太りにくいチョコ!」などと記載したりしておけば女性をターゲットにしてお菓子を売ることができます。
割引シールは役に立つ
5%でも、10%でも割引シールがついているとその商品は当然よく売れます。しかし、商品の色が赤色のものに赤い半額シールを貼り付けても目立たずに気づいてもらえないため、POPなどで割引セールワゴンと合わせてアピールすれば陳列棚に飾っておかなくてもバラ売りでお客さんが自身で商品を見つけてくれます。
ポスターサイズの大きいPOPを作成することでもお客さんにその商品を提案できるため、さまざまな工夫をこらしてお客さんの購買意欲を高めましょう。